なぜやっているのか?
始まりは、友人からの相談でした。
「家にある着物をなんとかできない?」
それがこのお店の始まりです。
着物には様々な物語があり、そこには捨てられない想いがこもっています。
「普段は着ることがないが、汚れを落として誰かに着てほしい。」
「状態が悪く、このまま着るのは難しいが、思い出の着物をどうにか活かしてほしい。」
そんな友人の気持ちに一人、また一人と応えているうちに、着物をきれいにしたり、着付けを学んで教えたり、生地から小物をリメイクしたりと手を広げていきました。
次第にできることが増え、機材も増えて、着物を預かる量もどんどんと増えていきました。
そして気づけば、倉庫を借りなければならないほどの量になっていたのです。
これだけの想いを託されては、もうたんなる趣味ではありません。
一つでも多くの着物たちを、世に送り出してあげたい。
一つでも多くの着物たちが、新しい物語を作ってくれますように。
そんな気持ちで、様々な方にお手伝いしていただきながら、お店という形になりました。
どうやっているのか?
持ち込まれる着物は様々です。
たとえば柄や素材。着物の種類や汚れの度合などなど、決して同じものはありません。
着物に興味を持ってくださる人も様々です。
たとえば体型や用途。体型を選ばず、着付けも必要ない羽織のようなものを欲しがる方もいれば、体型に合わせて直しをし、帯などを選んで着付けを学ぶ必要があるしっかりした着物を欲しがる方も。
リメイクをする場合でも、ワンピースやアロハといった衣類から、カバン、靴、お財布などの小物まで様々な選択肢があります。
私たちは、頂いた着物を一つ一つ丁寧に吟味しながら、どんな新しい物語を作ってもらおうかと考えるところから始めます。
洗い、着物を確かめ、様々な人の声を聞く。
何が望まれているのか、どんな形にすればこの着物を活かすことができるのか。
そうした中で、染み抜きや直しをしてそのまま送り出すこともありますし、着物をほどいて、一揃いの服と小物を作ることもあります。
特にリメイクをするときが、私たちが特にやりがいを感じるところです。
お品物を手に取る時、その元の姿や作る過程に想いを馳せていただけると、きっと新しい物語が生まれるきっかけになりますよ。
わたしたちについて
私たちは、富山県の山奥で、着物たちに込められた想いを様々な形で次に繋いでいけるようお手伝いをしています。
今は主に母と娘の二人で、のんびり、丁寧に作業しています。
見た目が少し派手なのはご容赦ください^^
店舗は玄関向かって左手の陳列スペースととなりの和室、二階の倉庫スペースと撮影ブース、その他お庭に面した休憩スペースなどがございます。
こんなことをやっています
●着物の販売
●着物のお直し
●着付け教室
●着物のリメイク(小物や服など)と制作・販売
●和小物の制作・販売
●着物関連のイベント
お直しやリメイクなど、各種ご依頼は以下のContactボタンか、Facebook、Instagramからご連絡ください。
※お返事には少々お時間をいただく場合がございます。
こんな場所でやっています
静かな市街地を離れ、更に静かな山奥へ。
きれいな赤色が特徴の「ぶんかばし」を渡ると、山、川、そして山に囲まれた、のどかな田舎の風景が広がります。
山に登って山菜を採ったり、畑を耕したり…そんな毎日の中でのんびり着物を扱っているのが私たちです。
もし店舗にいらっしゃることがあれば、自然あふれる穏やかな場所で快適な時間を過ごしていただけます。
都市部にも家がある都合上、常に対応は致しかねますが、ご連絡いただければ歓迎致しますので、ぜひいらっしゃってください!
所在地
富山県富山市文珠寺1485
富山県の山奥で、着物たちに込められた想いを様々な形で次に繋いでいけるようお手伝いをしています。